徳善寺だより
徳善寺だより 第12号 平成17年 11月
季節もやっとすごしやすくなってまいりました。毎年、暖冬と言われ続けておりますが、今年も早や残すところ後2ヶ月となってしまいました。ご門徒の皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。
合掌
○ 行事予定
11月26日(土)2時より徳善寺本堂におきまして報恩講法要を厳修したいと思います。皆様のお参りお待ちしております。
報恩講法要
11月26日(土) 2時より読経・焼香・法話
○ ご報告
去る10月1日、徳善寺本堂におきまして、私し当院住職であります、安積義龍と西村佳代とが結婚いたしました。ご門徒の皆様からたくさんのお祝いをいただきまして、本当に有難うございました。私がお寺に参りまして3年半。ようやく伴侶を迎え、より一層精進し、お寺の発展に勤めていきたいと思っております。今後とも佳代共々、よろしくお願い致します。
なお少しの間、お寺を離れて暮らすことになりました。ご連絡がありますときは恐れ入りますが、こちらまで連絡ください。
TEL/FAX 078-914-8288
○ 一口メモ
「お布施」について法事や月忌参りなど、お坊さんを招いて法事を勤めるとき、ご門徒さんからお坊さんに渡されるお金のことをお布施といいます。浄土真宗では、お布施は、ひたすら阿弥陀如来さまのお救いに感謝する「行」の一つであり、お坊さんへの報酬ではありません。従って金封の表書きには、「御経料」とか「回向料」、「御礼」などとは書きません。
「お布施」と書きます。
金額を気にするより、喜んでさせていただくという気持ちが大切です。(出典:「仏事のイロハ」末本弘然著 本願寺出版社発行)
○ 一語法話
私のあたまにつのがあったつきあたって折れてわかった
榎本 栄一 (1903~1998)『郡生海』より 私の頭にある「つの」とは、いったい何のことでしょう。「つの」はカタイ。「つの」は物を傷つける。「つの」と「つの」とでケンカをする。私の心の中にある、そんな「つの」。でも、私はなかなかそんな「つの」があることを認めようとしません。ややもすれば「あなたのために」と理由をつけて、自分のわがままな心を守っている私の「つの」。そんな「つの」が、つきあたって折れた。生半可なことでは折れない私の「つの」が、つきあたって折れた。あたった先は如来さまの心。本願という私にかけられた仏さまの願い。そこにつきあたって、カタくて鋭い私の「つの」がポキリと折れた。折れてはじめて「つの」があったと知れた。私の心には「つの」がありました。
〇 編集後記
本当に暑かった夏も去り、いい季節となりました。夏の疲れを癒して、元気を取り戻しましょう。住職が結婚されました。今後の当寺の発展に期待いたしましょう。 (総 代)
事務局 神戸市須磨区寺田町2丁目1-2 徳善寺 内 TEL 078-732-0531
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